「お寺のマスキングテープとか、いいと思います!」
そんなお言葉をいただいて、「面白そう!いつか実現したい!」と思ってから、数ヶ月。いよいよマスキングテープ作成に向けて、本格的に動き出しました!
ご存知の方も多いと思いますが、マスキングテープ(以下、マステ)とは和紙をもとに作られた粘着力の弱いテープで、私たちの目に留まるものは柄のある装飾用のものが多いですが、元々は塗装の際に「塗りたくないところ」を覆うものとして使われてきたものでした。
*もともとは、はみ出さないようにするためのもので、いなくては困る脇役だけれど、その後は捨てられるテープ。
*貼って剥がせる。
*手でちぎれる。けれど、和紙は繊維が長いため、きれいに切るのは難しめ。
*少し透け感がある。
マステの特徴を再確認しながら、まずは、どのようなマステにしたいか、どういうものであればワクワクするかと、ブレインストーミング(ブレスト)からスタート。
*和紙という素材を通して自然と日本文化に触れてもらえるように、デザインなどを通して、お寺の伽藍や仏教の文化に自然と&楽しく触れてもらえるようなものにしたい。
*「作っておしまい!」というものではなく、そこからさらに色々なつながりや物語を生み出せるようなものにしたい。
*コロナが落ち着きをみせ、お参りに来たり遊びに来たりしてくれる子どもや若者が戻ってきたときに、ひとりで、あるいは数人で、楽しめるような「おてら遊び」のツールの1つにできたら嬉しい。
……といったことが挙げられました。
そうした想いを軸とした、ワクワクが弘まるマステを目指し、これから頑張っていきたいと思います!!
(つづく)