2021年10月末、横浜・桜木町の寳光寺(ほうこうじ)さまで、報恩講法要の収録とライブ配信のお手伝いをさせていただきました。
「報恩講」って?
お寺では、一緒にお経を読んでお話を聞く集まりである「ご法座・ご法要」が開かれます。1年のあいだに、お彼岸やお盆など色々な機会が用意されますが、ご法座・ご法要の中で浄土真宗で最も大切されているのが「報恩講(ほうおんこう)」というものです。
親鸞聖人(しんらん・しょうにん、1173−1263)の御命日をご縁に催されるもので、親鸞聖人が浄土真宗のみ教えを私たちに示してくださったご恩に報謝するひとときです。
とんがり屋根が特徴的なお寺さま 正面に「報恩講」のご案内
事前にいくつか打ち合わせをさせていただいてから、現場で収録とライブ配信のセッティングをしました。ポイントは以下の通りでしたので、それに基づいて持参するものと現地で行うことを決定します。
- お話をする講師の様子を収録
- できるだけ既存の設備と機材を使用してのライブ配信
- これからどんな機材が必要か考えたい
今回の機会でいえば、特に❸が重要だと感じていました。「こういうものが必要なのか」と体験することで、実際にご自身が準備や操作をするイメージが湧きやすいのだと思います。はじめの第1歩・第2歩の補助をさせていただければ、そこからはご自身でアレンジしていただくのが一番。私も勉強させていただきました。
